蒲生&伊豆沼

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'971115 [SA] 仙台市蒲生干潟

前日の晩はどしゃぶりの雨であった。本当ならば伊豆沼まで友人行く予定だっ たが、天気をみて見送ることにする。ところが、寝坊ぎみに目を覚ますと、一転 して快晴! 予報よりも天候の回復が早まったようである。ちょっとくやしいので 、近場の蒲生まで出かけてみた。

あったかいが、風はかなり強い。鳥はカモメやカモがちらほらといる程度であ ったが、久々の海もなかなか良いものである。油断して防風林を歩いていて、オ オタカを見事に飛ばしてしまった。すまん....

今年もコクガンは来てくれるのだろうか、などと思いつつ小1時間ほど歩いて 帰宅した。また、厳冬期に来ようと思う。
干潟全景。この日はろくに調べないで来てしまったが、潮はひきかけの時間帯 だったらしい。春や秋のシギチシーズンは、ちゃんと干潮時をねらって来ると、 鳥がたくさん見られることが多い。
風が強く波が荒い。サーファーの皆さんはあいかわらず元気に波乗りしている 。ひょっとして、真冬とかでも平気なのだろうか...冬は波間にカイツブリや海 カモなどを探したりするのだが、手前ではサーフィンってな経験はさすがにまだ ない。
振り返ると自分の足跡がきれいに...(なんか蛇行してる)
一回りして、陸側から干潟をはさんで海方面を望むと、水面にカモの群れが見 られる。この日はカルガモ、コガモ、ヒドリガモ、マガモがほとんどであった。




'971116 [SU] 伊豆沼

雁がねぐらから一斉に飛び立つ瞬間が見たくて、4時にアパートを出る。昨日 であれば道連れ2名有りの予定だったが、一日ずれたので単独。何とか暗いうち に伊豆沼に着くことができたが、例年飛び立ちが見られる場所には雁の声が皆無 で、少し移動してねぐらとおぼしき一角をやっと探しあてる。雁が休んでいるの ははるか沼の沖あいだったが、飛び立ちの瞬間の羽音は岸まで地鳴りのように響 いてきて、相変わらずの迫力である。日の出まぎわで朝焼けが美しい。


新田の観察舎横の池。以前は田んぼだったが、何年か前に鳥を入れるためか水 を引いて、池が作られた。冬はいつも相当の数のカモが入っているが、よく探す とハシビロガモなどが至近距離で観察できることもある。
歩いていると、荷台に犬を載せた軽トラが停まっていて、思わず撮らせてもら った。飼い主さんは、用水路の管理棟で世間話中だったが、おとなしく留守番し ていた...思いっきり怪訝そうな顔されてしまったが、吠えられなかった。(^^;
伊豆沼で小鳥を見るには一押しの場所。カシラダカやホオジロ、ツグミ、ベニ マシコ、ジョウビタキなど、じっと待っているだけで労せずに見ほうだいである 。車は通行できないので、ゆっくりできる。
内沼。この日はカモもまばらな感じ。よく沖の方にヨシガモやオカヨシガモが 入っている。
沼につづく水路。ここではカワセミを良く見掛ける。拾いヨシ原が広がり、い つもウグイスの地鳴きが聞こえてくる。
ふたたび内沼。ちょっとした広場があり、休みの日は家族連れの姿が絶えない 。ここのカモはやたら人懐っこいようで、エサを期待しつつこわごわにじりよっ てくる。なんとなく♂より♀の方がだいたん不敵な感じがするのは気のせいだろ うか...